【紙のサイズ】

半紙 33×24cm



半切 35×137cm




全紙  : 70×136cm
連落  : 53×136cm
2×6尺 : 60×180cm
3×6尺 : 90×180cm


 



【墨】

墨は煤と膠と香料で出来ています。日本の墨は15gを一丁型とし、この倍数で二丁、三丁型と大きくなります。中国の墨は一丁型で600gなので、二分の一、四分の一と小さくなります。日本の墨の平均的な比率は煤100%に対して膠量は60%です。

煤は植物性油煙(菜種、桐、胡麻など)鉱物性油煙(重油、軽油、灯油)松煙(生松、落松、根松)とあり、膠は水に溶けない煤を包み込み、紙に煤を定着させます。

原料(牛、鹿、魚)や精製方法で特徴も変化します。香料(竜脳、百壇)は膠の匂いを消すために入れます。製造直後の墨は、磨墨した時に膠の成分が良く効き粘度があり、基線と滲みがボヤけがちな傾向があります。





【墨の寸法】

10丁型
厚さ 約17mm
重さ150g

8丁型
厚さ 約15mm
重さ 120g

5丁型
厚さ 約14mm
重さ 75g

3丁型
厚さ 約12mm
重さ 45g

2丁型
厚さ 約11mm
重さ 30g

1丁型
厚さ 約7mm
重さ 15g



【膠の量】
膠凌が減るほど墨運びが軽くなり黒が強く表現出来ます。膠量が増えるほど濃墨では黒味は減りますが、淡墨づかいでは色が冴えてニジみもきれいになります。

※膠(墨)の特徴は、原料(牛や鹿・魚など)や精製の方法で変化します。


 



【硯】

中国の硯は吋(インチ)で表します。
吋(インチ) は硯の天地の長さで、1吋は約2.5cmです。

★買ったばかりの硯の表面はツルツルしています。砥石で擦って、鋒鋩(ほうぼう)を立てましょう。墨がおりてこないと思った時は、研いで硯の状態を整えてみてはいかがでしょうか。

 


【筆】
号級 軸の直径(mm) 標準字数 用途
1号 15.0以上 半紙1字 半切用
2号 14.5 半紙2字 半切用
3号 13.0 半紙4字 半切用
4号 11.0 半紙6字 半切用
5号 10.0 半紙2〜8字 半紙・色紙用
号級 軸の直径(mm) 標準字数 用途
6号      8.5 半紙8〜12字        半紙・色紙用
7号 7.6 中字用 色紙・かな用
8号 6.7 中字用 かな書簡はがき
9号 6.0 細字 かな書簡はがき
10号 5.5以下 細字 書簡用 写経・面相


【筆の毛材料】

羊毛
衣類に使われる緬羊ではなく、中国産の山羊の毛です。羊毛は柔らかく、毛に粘りがあって墨含みがよいのが特長。抜群に耐久性がよく、太筆、細筆ともに使われます。

柔らかさ★★★★
墨含みの良さ★★★★
耐久性★★★★★


馬毛
胴毛、たてがみ、脚毛、尾など全身の毛が用いられ、部位により毛質が異なります。また、色も赤、白、黒、ゴマなどに分かれます。弾力のある天尾は太筆に、胴毛は柔らかく粘りがあるので、上毛に用いられることが多いです。

色の種類★★★★


鹿毛
毛質は大変弾力があり、主に筆の腰の部分に用いられます。また、毛が植物の茎のように中が空洞になっており、大変墨含みが良いのが特長です。

弾力さ★★★★★
墨含みの良さ★★★★★


狸毛
毛先が硬く、大変弾力があります。先の効きが良いので、筆先に力がほしい時によく用いられます。白と黒で毛質に差があり、白狸のほうが貴重で、しなやかな線が出ます。

弾力さ★★★★★
墨含みの良さ★★★★★